稼ぎ過ぎには気をつけて!学生アルバイト103万円の壁とは?

いよいよ2014年も、残すところ3カ月ほどとなりました。
アルバイトをしている学生ならそろそろ職場で「年末調整」という言葉を耳にするはず。

その年内に得た所得が計算され、一定金額以上の所得があるといろいろとお金が余計にかかってしまう・・・
なんとなくその存在は知っていても、実際はいくら稼ぐとどのくらい損なのか、103万円という金額はよく聞くけど、実際なんの上限なのか、説明できますか?
この辺の正しい知識を得ていないと、あなたは大きく損をすることになります。

年末調整前にしっかりと理解し、なんとか損をしないよう10月、11月の働き方を考えましょう。

対象になるのは、給与をもらった月

計上する際に対象となるのは、働いた月ではなく、所得を得た月です。
一般的には給与は働いた月の翌月に振り込まれますよね。ですから、2014年の所得を計上する際は、昨年12月分の給与から今年11月分の給与までを計算するのが普通です。
(2013年12月の給与は2014年1月に入り、2014年12月の給与は2015年1月に入るので)

結論から言うと、103万円を超えないのが一番

給与明細には、「課税対象所得額」という欄があるかと思います。
一度、自分の課税対象所得額(交通費など、所得を得るために支払った金額を差し引いた額)を確認してみてください。
これが103万円を超えなければ、何も心配はいりません。

しかし、103万円を超えたとき、いろいろと厄介なことが起こります。

課税対象所得が103万円を超えてしまったとき(※大切)

年末調整の際の書類を書く際に、「勤労学生」という欄にチェックを入れれば、130万円までは自分に税金がかかりません。
「え、じゃあ130万円超えなければ大丈夫なの?」と思う人が入ると思います。

しかし、罠はここにあります。勤労学生の控除が受けられるのは、あくまでも自分に対する税金のみ。
103万円を超えてしまった時点で、親の扶養控除からあなたが外されてしまうのです。

103万円を超えないほうがいいという言う理由は、これです。

親の扶養控除から外れると何が起こるか

あなたが19歳以上23歳未満であり給与が103万円以下であるとき、あなたは親御さんの特定扶養親族という扱いになります。
この特定扶養親族という立場である限り、親御さんにとっての養うべき存在であるため、所得のなかから一定額、課税対象となる金額を控除してもらうことができるのです。

しかし、です。
もし103万円を超えてしまうと、自動的に扶養親族という存在ではなくなってしまうため、親御さんの支払う所得税と住民税が以前より多くかかってしまうことになります。
世間一般の学生と家族が心配することは、この問題ですね。
扶養から外れることによって生まれる増税額は親御さんの所得や家族の構成などによって異なりますが、基本的には15万円から30万円の間くらいを見ておくといいでしょう。

日本は累進課税を施行しているので、所得が多いほど税率は高くなります。

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出典:http://hennae.net/?p=703

130万円を超えてしまったとき(※大切)

103万円を超えてしまうと、親の扶養から外れてしまうことは前述の通りです。
では、今度はもう一つの壁、130万円という額について見ていきます。

130万円を超えてしまうと、勤労学生の特権で控除されていた自分に対する税金がかかる上、健康保険に自ら加入しなければならなくなります。
みなさんは今、おそらく親御さんの会社の保険証を使っていると思いますが、それを自腹で調達しなければならなくなります。とっても面倒です。150万円以上稼ぐつもりがないのであれば色々な面であまり得が生まれないので130万円は超えない方がいいでしょう。
しかし、103万円のときとは計上方法がことなり、見込み収入というものを使うので、103万円の壁のときほど厳しくはないようです。

最後に一つ、130万円の壁には、絶対に忘れてはならないルールがあります。
それは、103万円の壁の時には課税対象額を計上しましたが、130万円の壁では、「総支給額」を計算するということです。
言い換えれば、130万円の壁には交通費も含めて計算する必要がある、ということです。計算方法が異なるので、注意して下さい。

働き過ぎには注意

いかがでしたでしょうか?ざっくりとではありますが、学生アルバイトと税金の関係がおわかりいただけたのではないでしょうか。
結論は、103万円を超えないのが一番だということですね。

年末になって焦らないためにも、
・普段から給与明細の計算を心がける
・一ヶ月あたりの所得を増やし過ぎない
・ザックリとでも、税金の仕組みを理解する
この三点を心がけることが重要なようですね。

この際、自分の明細票をもう一度確認し、もしマズイようであれば何らかの措置を講じなければなりません。
「自分は大丈夫っしょ(笑)(笑)」とかいって調子乗っていると、想像以上に状況が逼迫していて青ざめながら税金の仕組みを調べてオールするという私のような悲惨な事態になりかねません。気をつけて下さい。

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出典:https://www.pakutaso.com/userpolicy.html

こうして考えると、「学生は遊ぶ金を稼いでばかりいないで勉強しろ」という国からのメッセージを感じたような気がします・・・笑。自戒の念を込めて・・・。
目先のお金にとらわれすぎていろんなことを犠牲にしすぎないようにしなければなりませんね・・・。自戒の念を込めて・・・。

それではみなさん、ごきげんよう!(遠い目)

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