「ふつう」には飽きた。オヤジ肴へのすゝめ

 

「なんか、オヤジみたい」

 

そう言われた経験がある女性は、きっと少なくないのでは。
かくいう私も、所作や言動、趣向その他諸々に関して、友人から指摘された経験は幾ばくかございます。

 

えいえい!だまらっしゃーい!オヤジも女子大生もみんな同じヒト科のヒト、ホモサピエンスじゃい!!
私は生粋のお父さんっ子で、幼いころはどんなに夜遅くても父(以下オヤジ)の帰りを待ち、気づかぬうちに私を置いて先にお風呂に入られるとハイパーギャン泣きの末オヤジに二度目の入浴を強い、オヤジの腕枕でオヤジの手首の血管をフニフニしながらでないと寝られないような子でした。

 

そんなオヤジにひっついてばかりの幼少期を過ごした結果、無論オヤジの食べるものはすべて口に入れてきたので小学生になるころには、わたしの味覚は無事オヤジな感じに形成されたのです。

 

さきいかより、あたりめ派。焼き鳥は皮やモモより、ねぎま。

自己紹介のマイブームの欄に書いてある言葉は、

「おすいもの」。

当時5さい。

 

 

 

それはさておき今回は、ちょっと王道とは言い難いけどもっと日の目を見てほしい、オヤジな舌をお持ちの方々にお勧めの肴たちを紹介しちゃいます~!

 

Let’s check it out!

 

 

① 酒盗

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決して無名なんてものではありませんが。

 

見た目と原料からして若干の抵抗があり食わず嫌いな方もいるのではないでしょうか。
魚の内臓(胃と腸)を塩で漬けこみ、約一年間熟成したものです。見ても聞いてもうわぁって感じです。

でもね、食べてみると、すごいのですよ。

 

10~20パーセント程の多くの塩を使っていて、さらに熟成させることによりうまみ成分のアミノ酸がぼんぼん発生するため、深――い味わいのあるしょっぱさの中にほのかな甘みがあるのです。とまらない!

小学生の私は三ツ矢サイダーのつまみにしていました。とても合いますよ。酒盗。

 

酒盗はオヤジすぎて食べられん!って感じにキツイなーって方には入門編!イカの塩辛がお勧めです。

結構な確率でスーパー等に置いてあるので簡単に手に入りますが、気軽に手作りもできちゃいます。なにせ市販の塩辛は甘いのです。ひたすら甘くて、化学調味料の味がします。よくわからないですけど。

手作りの塩辛は酒盗独特のうまみ甘みこそ味わえないものの、純粋なしょっぱさ辛さがまたよいのです!

 

必要なものはイカ、清酒、塩、唐辛子 これだけ!

まずは適当にイカを分解して、各部位を清酒で適当に洗います。
ゲソや身を、適当なサイズにカットして、適当に小瓶に入れ、適当にはらわたを入れます。
そこに適当な量の塩と、適当な量の唐辛子(一味でも七味でも可)を入れて、ふたを閉めて一日置いたらもう適当に完成です。

 

適当な娘が適当な母親から聞いた適当なレシピです。こんな感じです。もうクックパッドとか見てください。

 

 

② 鮭とば

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北海道の方にはもうそりゃあたりまえの食べ物なのでしょうね、
でも私は忘れません。幼き頃「好きな食べ物なあに?」ときかれ堂々と胸を張って「鮭とば!!」と答えた時のきょとん顔の数々を!
関東では知名度がひっくーーーいのです。悲しい!!

 

鮭とばは鮭を縦に細かく捌いて海水で洗い、潮風のあたるところで天日干ししたものです。
平たく言えば鮭の干物ですね。皮がそのままついているのが特徴です。
これもまあ、しょっぱいです。そして、超堅いです。

わたしは3年前、鮭とばを食べながら不意に笑ったら顎が外れました。

 

 

割とトラウマです

ちなみに今でもたまに、あくびをするとこめかみのあたりからいやな音がする時があります。ガクッ、ヒューって。

 

でも、鮭とばはおいしいのです。顎外してでも食べたくなります。
更に低カロリーでありながら栄養価が高い食べ物で、抗がん作用、高血圧予防の働きもあり、また皮にもコラーゲンたっぷり!お肌がぴちぴちに!!

 

皮食べる人なんてめったにいないですけどね、なかなか引きちぎれません。

でも私はよく食べます。なかなかの形相で。想像は厳禁です。

 

ちなみに鮭とばのおともはオレンジジュースが多かったかな。あと意外にコーヒー牛乳も!

ポカリとかは合わないです。後味ぎょわーんという感じになります。

 

 

③ みょうがの味噌漬け

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これはほんとにそのままのみょうがをどーんと味噌に漬け込んで密閉するだけ!おそらく!!母親的に!!

 

半日で味がしっかり浸透するのですぐ食べられます。

みょうがの独特の鼻に抜けるような香りや苦みが絶妙に濃―い味の味噌と合うのです。

しょっぱすぎるのが苦手という人は、味噌から出したみょうがを少し水洗いしてから食べるというのもお勧めですよ。

これは朝食の際に麦茶と一緒に頂くのも良いですね。

 

つけた後の味噌でお味噌汁なんかを作ってみると、若干なのですがみょうがの香りがして、いつもとはちょっと違った風味のお味噌汁が頂けます。

一石二鳥!わーい!

 

まあ普通のみそ汁に普通にみょうがを入れたほうがおいしいですけどね。

 

 

④ 干し納豆

干し納豆

くさい!でもおいしい!くやしい!

そんな感じで納豆に負けた気分が味わえる一品。

納豆独特のねばねばが乾燥されていて一切ないので、気合を入れる必要なく簡単に食べることができます。その分くさい!

味はなんというのでしょう、通常のパックの納豆についてくる、かつおだしのたれとは違います。醤油に近い感じで甘みはあまり感じません。
クセはあるのですが、それがまたクセになります。そしてクセ―。

 

なんでもないです。

面白い感覚が味わえますので、干し納豆、ぜひ皆さん一度お試しあれ。

 

 

 

おわりに

他にもサバのぬか漬け焼きとか、黒にんにくとか、クサヤとか、いろいろ紹介したいのですが、

なんか疲れちゃったので終わりにします。これにて失礼!

 

我が家の食を振り返ると、母親がオヤジの為に色んなものを作ってきたんだなあっていう愛と、

お母さんの適当さを改めて実感しました。

 

以上、齢20年の私が今まで食べて育ってきたものから選んだのでかなり偏っているとは思いますが、

温かい目と広い心で見守っていただけたらと思います。

 

この記事を読んで、気になったものがございましたらぜひ食べてみての感想、教えてください。空にでも向かって叫んでくれればきっと聞こえるので

 

 

毎日がひもじくないことに感謝!

 

 

 

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