2014.9.18

writer:たいち

通勤時間も快適に!満員電車で勝ち抜く10の方法~座るのは諦める編~

「いいか。朝の通勤電車はな、座ろうとした時点で負けなんだ」

毎朝、“死の列車”と謳われるほどの混雑で有名な総武快速線で通勤する私の父はそう語ります。前回に「いかにして座るか」という方法を5つ紹介する記事を書いておいて矛盾する話ですが、今回は「座れないほど混む満員電車でいかにして生き残るか」というテーマで後半の5つの戦略を紹介していきたいと思います。

野球において“ポジショニングは目に見えないファインプレー”という言葉があるように、電車内においても大きなカギを握るのはポジショニング。ポジショニングにスポットを当てて見ていきましょう。

はじめに心構え

・申し訳無さそうな顔をする ・勇気を出す

この二つにつきます。いい場所を取るために勇気を振り絞り、時に心を鬼にして人を蹴落とす心の強さを持つこと、そして移動は常に申し訳なさそうな顔をすることを意識してください。

1. 出来るだけ車両の内側に詰める(初級★☆☆)

そんなの言われなくてもやっているよ、ということなかれ。単純でありながら素晴らしく効果的な手段です。乗降車の激しいドア付近に立っていると、降りたくもない駅で降車の波にさらわれて降りさせられてしまいます。しかも、ドア付近の場所には網棚がありません。できるだけ車内の内側、つまり座席と座席の間の位置を取れるよう心がけてみましょう。

2. 先頭車両か最後尾の車両に乗る(中級★★☆)

普通の車両では当然、混雑していればつり革以外に体のバランスを支えてくれるものはありません。
『長友佑都の体幹トレーニング20』を読んでどんな揺れにも耐えられる体幹に鍛えあげるのがせいぜいの努力でしょうか。座るのは諦めたけれど、やっぱり少しはラクな体勢になりたいというそんなあなたは、先頭車両か最後尾の車両に乗ってみましょう。運転席のすぐ後ろのスペースは他の車輌とは違い、壁によりかかることができます。特に、コーナーはかなり体を安定させてくれるのでオススメです。
東海道線や総武線・横須賀線は、増結車両の編成になっているので最後尾や先頭車両ではなくても、よりかかるスペースが多いので狙ってみるとよいかもしれません。

3. わずかなスペースを活用する(上級★★★)

こちらは明大広研のM.Mさんより頂いたテクニックです。乗降車をする電車のドアから車内に入ると、普通、すぐ脇には座席があります。しかし。よ~く見てみると、ドアと座席の間には30cmほどのスキマがあるのをご存知ですか?

プロは、そのかすかなスキマでさえ見逃しません。一番ドア側の座席にピタッと張り付くように立って乗ると、最もドアに近い位置でありながら乗降車の波にさらわれない究極のポジションがそこに完成します。電車内の“台風の目”とでも呼ぶことにしましょう。

4. 乗り換え①~乗り換え位置~(初級★☆☆)

みなさんの中では、通学路に乗り換えがあるという人がほとんどであると思います。
そうなるとやはり、乗り換え時にいかに上手く乗るかが肝心になってくるでしょう。電車を制するには下調べが大切であると、前回に紹介しました。乗り換えに置いてもそれはまた真で、最寄り駅で電車に乗る際にあらかじめ降車駅ホームの階段・エスカレーターの位置を把握しておくだけで乗り換えは素晴らしくスムーズになります。
特に朝夕では、少し降りるのが遅れただけで階段付近の渋滞に巻き込まれてしまう、という状況に遭遇しがちです。ドアが空いた瞬間に階段を駆け下りることのできる爽快感を、みなさんもぜひ一度味わってみてください。

5. 乗り換え②~“あえて”一度降りる~(上級★★★)

乗り換えを上手く行う上で最も大切なのは、「誰よりもはやく電車から降りること」です。前述のように事前に乗る位置を決めておくことも重要ですが、いろいろな事情でそうは行かない場合もあるでしょう。そのようなときに有効なのが、「あえて一度降りる」という戦術です。内容は簡単です。

降りたい駅に最も近く、降りたい駅と開くドアの側が同じ駅になったら、一度降車する。そしてその駅で一番最後(一番ドアに近い位置)で乗る。
→降りたい駅で一番最初に降りられる!!
 
このとおりです。あえて前の駅で一度降りることで、次の駅で最も降りやすい場所を確保するという、一見逆説的ですが多大な効果を発揮する上級者向けの手段です。特に、向かい合うホームの列車の進行方向が同じ御茶ノ水駅などの乗り換えではかなり有効です。

二編に分けてお送りしてきましたこのシリーズ、いかがでしたでしょうか。
中には「そんなのもうやってるよ、ナメてんのか」という内容もあったとは思いますが、少しくらいはみなさんの通学をお助けする情報も含まれていたのではないかと思います。また機会があれば、新たな戦略を紹介していきたいと思います。

みなさんの電車通学が快適なものになることを願って!!   The End


追記 
これだけ書いておいて今更気付いちゃったんですが、通勤時間帯を避ける最良の方法は一限の授業を履修しないことだと思います、ハイ。